レガシー版部族スピリット調整記
2016年8月7日 Magic: The Gathering コメント (6)BMOも終わったし、今日の晴れる屋レガシーで自分がTOP8に入ることはできなかったが共に調整してきたやどんさんがコンボの海を泳いで5位に入ることができたため一区切りの意味も込めて簡単な調整記でも残すことに。
残念ながら自分文才ないんで某岩石ニキみたいに面白く惹きつける文章は書けませんが、自分の備忘録的なものとして。
事の発端は異界月の発表。そこで出てきたのは『霊廟の放浪者』と『呪文捕らえ』。これを見てやどんさんと話してた内容が『やべぇよこれ』『強すぎんだろ』しか出てこなかったのは覚えてる。深夜のテンションも相まって速攻で部族スピリットデッキを組み上げ、異界月発売日の金曜から回してみることに。
リスト自体は前の『イニストラードの影』で『鎖鳴らし』が出た時から構想していたものがあり、草案はあっさりと完成した。そのリストがこれ。
当初、個人的に石鍛冶が微妙に感じててまだ石鍛冶を入れてない形ですね。石鍛冶は使ってくる相手にだけ欲しいとしか思えなくて、石鍛冶使わずに勝てるようにしたがってました。
デッキとしてのポテンシャルは結構感じ取れ、そのままデッキを調整しBMOもこれで出る決意を改めて思いました。
この形で思ったのはとにかく線の細さ。吟味しなくてもわかるようにトラフト頼みの打点です。トラフト自体、『ネメシス』や『タルモゴイフ』、挙句の果てに『悪意の大梟』や『断片無き工作員』の波に飲まれて現環境では全く見なくなりました。
でも個人的にトラフトはバックストーリーやスペック等、もの凄く好きなカード。なんとしても使いたかった。
石鍛冶はスロットがっつり取るし、なんかいい方法はないかとおさかん等と相談し出来上がった次のリストがこれ。
まさかの『倒し霊』である。まぁでも、タルモやフクロウをタップしながらトラフトが殴りに行く事もでき、Omniやスニーク相手に鎖鳴らしからの瞬足で出てきてタップして勝ったりと、『リミテ厨か貴様は』と言われながらもいい活躍。
『本質の変転』は除去回避。元々『一瞬の瞬き』でしたが、Willで切れずにやられることと、『1マナだったら撃ってたのに・・』という場面が多かったから。フラッシュバックまで撃てたことも無かったし、スピリットにならカウンターがおまけで付くのも強かったのでこれはいい変更だと思いました。
メインからの『霊魂の迷宮』は、『環境が青いんなら積み得じゃね?』という意見から。相手のブレストスタックで瞬足で出せたら強いよね~と話になって実際出来たときは強かった。けど、そういう場面に遭遇出来たのは土日の全試合中1回あったかどうか。しかもターン最初の1ドローは許されるので上手い奇跡プレイヤーには通用せず・・。結局この形も微妙だな~となって最初の形へ。
デッキを色々と試しては入れ替えを繰り返すも決め手に欠け、BMO前日。
デッキ自体は放浪者、呪文捕らえ、トラフトでもそれなりに戦うことは出来るが対エルドラ等で速度がどうしても欲しい場面が頻発。最後の最後で教主だけ入れたBant型にして試運転。そのメインリストはこれ。
1-3-4又は1-2-4のマナの動きを目指した形。追加の除去として『石の宣告』。横に並ぶデッキに対しての一つの回答としてとてもいいと思いました。爆薬だと自分のクリーチャー吹っ飛ぶ可能性高いしね。また、対ミラクルを意識してトラフトは4に戻し、カラカスで回して終末耐性を上げるためにKarakasも二枚へ。
結果は前回の日記通り、対エルドラ、Postに奮わず6-3。相手のドブンにダブマリと、不幸が襲った形でしたが負けは負け。不安に思っていたところに順当に負けている辺りまだまだ完成度は低いなと痛感しました。
ここまで調整してて痛感するのはやっぱり線の細さ。やはり石鍛冶パッケージしか無いのか・・と悔しさを飲み込み、Bantによる3色型もデッキに幅が広がって強いけど不毛に弱くなる点もあったので青白2色にて再調整。石鍛冶自体、このデッキのクリーチャー総数はそれなりにいるし、トラフトが剣持てばほぼ無双出来るのでこの形を模索しできたのがこれ。
石鍛冶パッケージに装備品3種盛り合わせ。青赤剣は対ネメシスとミラクル。バターはそれだけでイージーウインできる可能性があるし、十手は説明不要の対生物最強装備。
マナクリを抜けたのと、このデッキは順当に4マナまで伸ばして行きたいデッキなのでDazeを抜き、代わりにスネアとカンスペを入れることに。よく中盤のトップ勝負でDaze引いた返しに相手のTopがタルモや石鍛冶、ボブとかで台パン発生してたからなのが主な理由ですが・・・。
カンスペは青ダブルシンボルきつそうに思いましたが、そんなに苦になることはありませんでした。カンスペの強さはミラクルを使われた・てる人なら分かってくれるはず。
ムーアランドは装備品との相性がいいし、何より放浪者の打点も上げてくれる凄い子。
やどんが急きょ出るというのもあってこのリストで今日の晴れる屋レガシーに出場。
結果だけ書くと
R1 グリクシスデルバー ○×○
R2 ティタニアガルガドン ×○○
R3 ANT ○○
R4 BUG Cascade ××
R5 WUスピリット(やどん) ○××
R6 グリセルストーム ×○×
結果として3-3。まぁでも同盟者のやどん先生が無事5位に入りこむことが出来ました。リストもほぼ同じものを使ってくれたしね!やどん先生も大変気に入っていただけたリストにすることが出来たので、十分部族スピリットはレガシーでやっていけると思います。
惜しむらくは、自分が入賞してデッキリストを乗せたかった事。一番相談したのはやどんさんだし、喜ばないといけないところなんですが複雑な心境ですねw
今のリストで今後調整していくとしたら
・対BUGの悪意の大梟
・対エルドラージ
この二点でしょうか。ミラクルはもう魂窟・トラフト・Karakasで何とかしましょう。
戦う人にことごとく『嫌だ、戦いたくないそのデッキと』とお褒めの言葉を頂き、対戦した後は『なんか今までにない不思議なデッキだ・・』とまたお褒めの言葉を頂けるスピリットデッキ。スタンだけじゃなく、十分にレガシーでも通用すると思うのでお試しあれ。
残念ながら自分文才ないんで某岩石ニキみたいに面白く惹きつける文章は書けませんが、自分の備忘録的なものとして。
事の発端は異界月の発表。そこで出てきたのは『霊廟の放浪者』と『呪文捕らえ』。これを見てやどんさんと話してた内容が『やべぇよこれ』『強すぎんだろ』しか出てこなかったのは覚えてる。深夜のテンションも相まって速攻で部族スピリットデッキを組み上げ、異界月発売日の金曜から回してみることに。
リスト自体は前の『イニストラードの影』で『鎖鳴らし』が出た時から構想していたものがあり、草案はあっさりと完成した。そのリストがこれ。
部族スピリット 草案
4 Mausoleum Wanderer
4 Rattlechains
4 Spell Queller
4 Geist of Saint Traft
4 Brainstorm
2 Ponder
4 Force of Will
4 Swords to Plowshares
3 Daze
2 Spell Snare
2 Momentary Blink
2 Jace, the Mind Sculptor
4 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
2 Windswept Heath
4 Cavern of Souls
3 Tundra
3 Island
2 Plains
1 Karakas
当初、個人的に石鍛冶が微妙に感じててまだ石鍛冶を入れてない形ですね。石鍛冶は使ってくる相手にだけ欲しいとしか思えなくて、石鍛冶使わずに勝てるようにしたがってました。
デッキとしてのポテンシャルは結構感じ取れ、そのままデッキを調整しBMOもこれで出る決意を改めて思いました。
この形で思ったのはとにかく線の細さ。吟味しなくてもわかるようにトラフト頼みの打点です。トラフト自体、『ネメシス』や『タルモゴイフ』、挙句の果てに『悪意の大梟』や『断片無き工作員』の波に飲まれて現環境では全く見なくなりました。
でも個人的にトラフトはバックストーリーやスペック等、もの凄く好きなカード。なんとしても使いたかった。
石鍛冶はスロットがっつり取るし、なんかいい方法はないかとおさかん等と相談し出来上がった次のリストがこれ。
部族スピリット 草案
2 Topplegeist
3 Spirit of the Labyrinth
4 Mausoleum Wanderer
4 Rattlechains
4 Spell Queller
3 Geist of Saint Traft
4 Brainstorm
2 Ponder
4 Force of Will
4 Swords to Plowshares
3 Daze
2 Essence Flux
4 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
2 Windswept Heath
4 Cavern of Souls
3 Tundra
3 Island
2 Plains
1 Karakas
まさかの『倒し霊』である。まぁでも、タルモやフクロウをタップしながらトラフトが殴りに行く事もでき、Omniやスニーク相手に鎖鳴らしからの瞬足で出てきてタップして勝ったりと、『リミテ厨か貴様は』と言われながらもいい活躍。
『本質の変転』は除去回避。元々『一瞬の瞬き』でしたが、Willで切れずにやられることと、『1マナだったら撃ってたのに・・』という場面が多かったから。フラッシュバックまで撃てたことも無かったし、スピリットにならカウンターがおまけで付くのも強かったのでこれはいい変更だと思いました。
メインからの『霊魂の迷宮』は、『環境が青いんなら積み得じゃね?』という意見から。相手のブレストスタックで瞬足で出せたら強いよね~と話になって実際出来たときは強かった。けど、そういう場面に遭遇出来たのは土日の全試合中1回あったかどうか。しかもターン最初の1ドローは許されるので上手い奇跡プレイヤーには通用せず・・。結局この形も微妙だな~となって最初の形へ。
デッキを色々と試しては入れ替えを繰り返すも決め手に欠け、BMO前日。
デッキ自体は放浪者、呪文捕らえ、トラフトでもそれなりに戦うことは出来るが対エルドラ等で速度がどうしても欲しい場面が頻発。最後の最後で教主だけ入れたBant型にして試運転。そのメインリストはこれ。
部族スピリット Bant型
4 Noble Hierarch
4 Mausoleum Wanderer
4 Rattlechains
4 Spell Queller
4 Geist of Saint Traft
4 Brainstorm
2 Declaration in Stone
4 Force of Will
4 Swords to Plowshares
3 Daze
2 Essence Flux
4 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
2 Windswept Heath
4 Cavern of Souls
3 Tundra
2 Tropical Island
1 Island
1 Plains
2 Karakas
1-3-4又は1-2-4のマナの動きを目指した形。追加の除去として『石の宣告』。横に並ぶデッキに対しての一つの回答としてとてもいいと思いました。爆薬だと自分のクリーチャー吹っ飛ぶ可能性高いしね。また、対ミラクルを意識してトラフトは4に戻し、カラカスで回して終末耐性を上げるためにKarakasも二枚へ。
結果は前回の日記通り、対エルドラ、Postに奮わず6-3。相手のドブンにダブマリと、不幸が襲った形でしたが負けは負け。不安に思っていたところに順当に負けている辺りまだまだ完成度は低いなと痛感しました。
ここまで調整してて痛感するのはやっぱり線の細さ。やはり石鍛冶パッケージしか無いのか・・と悔しさを飲み込み、Bantによる3色型もデッキに幅が広がって強いけど不毛に弱くなる点もあったので青白2色にて再調整。石鍛冶自体、このデッキのクリーチャー総数はそれなりにいるし、トラフトが剣持てばほぼ無双出来るのでこの形を模索しできたのがこれ。
部族スピリット Ver.3
4 Mausoleum Wanderer
4 Rattlechains
4 Spell Queller
4 Geist of Saint Traft
4 Stoneforge Mystic
4 Brainstorm
4 Force of Will
4 Swords to Plowshares
2 Spell Snare
1 Counterspell
1 Umezawa’s Jitte
1 Sword of Fire and Ice
1 Batterskull
4 Flooded Strand
2 Misty Rainforest
2 Windswept Heath
4 Cavern of Souls
3 Tundra
3 Island
1 Plains
2 Karakas
1 Moorland Haunt
石鍛冶パッケージに装備品3種盛り合わせ。青赤剣は対ネメシスとミラクル。バターはそれだけでイージーウインできる可能性があるし、十手は説明不要の対生物最強装備。
マナクリを抜けたのと、このデッキは順当に4マナまで伸ばして行きたいデッキなのでDazeを抜き、代わりにスネアとカンスペを入れることに。よく中盤のトップ勝負でDaze引いた返しに相手のTopがタルモや石鍛冶、ボブとかで台パン発生してたからなのが主な理由ですが・・・。
カンスペは青ダブルシンボルきつそうに思いましたが、そんなに苦になることはありませんでした。カンスペの強さはミラクルを使われた・てる人なら分かってくれるはず。
ムーアランドは装備品との相性がいいし、何より放浪者の打点も上げてくれる凄い子。
やどんが急きょ出るというのもあってこのリストで今日の晴れる屋レガシーに出場。
結果だけ書くと
R1 グリクシスデルバー ○×○
R2 ティタニアガルガドン ×○○
R3 ANT ○○
R4 BUG Cascade ××
R5 WUスピリット(やどん) ○××
R6 グリセルストーム ×○×
結果として3-3。まぁでも同盟者のやどん先生が無事5位に入りこむことが出来ました。リストもほぼ同じものを使ってくれたしね!やどん先生も大変気に入っていただけたリストにすることが出来たので、十分部族スピリットはレガシーでやっていけると思います。
惜しむらくは、自分が入賞してデッキリストを乗せたかった事。一番相談したのはやどんさんだし、喜ばないといけないところなんですが複雑な心境ですねw
今のリストで今後調整していくとしたら
・対BUGの悪意の大梟
・対エルドラージ
この二点でしょうか。ミラクルはもう魂窟・トラフト・Karakasで何とかしましょう。
戦う人にことごとく『嫌だ、戦いたくないそのデッキと』とお褒めの言葉を頂き、対戦した後は『なんか今までにない不思議なデッキだ・・』とまたお褒めの言葉を頂けるスピリットデッキ。スタンだけじゃなく、十分にレガシーでも通用すると思うのでお試しあれ。
コメント
なんかおいしいところだけ持っていってしまったのはちょっと心苦しいですが、デッキの強さ感じて本来身体を休める予定を我慢出来ずに急遽晴れる屋レガシー参加したのは本当です。それくらい今のスピリットは強い素晴らしいデッキになったな、と思っています。
楽しく読めたわ(pq・v・)+°
もう、モダンのトラフトデッキも、
クロパに寄せた方がいいかもと思い始めました…。
デッキの強さを信じて調整してきて良かったと思ってます。まだまだ詰めれるところはあるから共に頑張りましょう!
>のぶ
乙あり!読みにくかっただろうけど読んでくれてありがとう
>たき(シロネナ)
乙ありです!最近Bant疎かにしてスピリットばっかりの日々ですw
モダンも似たような構築考えてるので希望あればまたリスト投げますよ
・童ジェイスor思考ジェイスのパワーマイナス修正
・3点まで無視できる永岩城
エルドラージも視野に入れるなら
・MazeOfIth
・線の細さを逆に利用して弱者の報復とか
・神董ジェイスは次に試してみようとしてた枠なんで、結構よさそうな感じはします。問題は枚数取れる枠を作れるかなんですよね~
・永岩城なんてのもありましたね、ただ土地だから積んで一枚、それを引けるのかという問題も
・Ithもとても強いんですがやはり土地枠ですね。
・弱者の報復!今度試してみます。